売却事例その1
(買主さんが不動産業者さん)
平成22年10月中旬頃、那覇市にお住まいのS様(60代半ば・男性)の娘さんから当社に問い合わせがあり、同市内に所有する中古戸建(土地と建物)を売却したいとのご相談がありました。後日S様とお会いして詳しい事情を伺ったところ、以前はこの住宅に住んでいたそうですが、S様は現在、娘夫婦と別の住宅で同居しており、今回の家は空き家にしていて住宅の処分に困っているとのご相談でした。
そこで当社はS様に住宅の売却をおすすめ致しました。建物も築30年を超えていましたし、賃貸で貸してもリフォームなどで莫大な費用がかかるし、また抵当権(金融機関からのお借り入れ)がまだ残っていたので、売却してお借入を返済することが負担軽減に繋がると思い、売却することをアドバイスさせて頂きました。
そしていざ査定をさせて頂くとちょうど抵当権(お借入)が返済できるくらいの査定額が試算することが出来ました。そしてその査定額をS様にきちんとご説明をして、S様にもご納得して頂き当社で専任媒介契約(当社が専任となって物件の売却活動を行う契約)を結ばせて頂きました。
その後は当社でこの物件を売却するために新聞での不動産広告や物件のチラシを作成して周辺地域へのビラ配り(ポスティング)など、またインターネット上での広告も行い、買い手さんを探す営業活動をやっていきました。
それから物件をお預かりして約1ヶ月経ったころに買い手さんが見つかりました。買い手さんは一般の方ではなく、不動産業者さん(法人)でした。この物件を気に入って頂き、リフォームしてキレイに仕上げて再販売したいとのことでした。また金額的にも買い手さんもご納得しており、金額交渉(値下げ交渉)をすることなく、当初の金額(満額)でお申込みを頂きました。
その後、S様にもお申込みの件を報告し、とても喜んでおられました。物件をお預かりして約1ヶ月で買い手が見つかり、翌月11月には売買契約を取り交わす運びとなりました。
その後、年が明けて翌年1月中旬には無事買主さんへお引き渡しも完了しました。物件をお預かりしてから物件のお引き渡しまでおよそ3ヶ月ですべて完了致しました。S様は早期に売却出来たこと、そして、抵当権の抹消(お借入れの返済)が出来たことにもたいへん喜んでおられました。